むーびー・ぶるぶる・みゅーじっく

熱しやすく冷めやすい。映画とバイクと音楽と。

映画『死霊のはらわた(1981)』ネタバレ感想



やりすぎ注意法発令



死霊のはらわた



死霊のはらわた(原題: The Evil Dead)
1981年公開 米映画 監督サム・ライミ
出演 ブルース・キャンベル エレン・サンドワイズ ベッツィ・ベイカー他







星★★★★★★★☆☆☆ 7/10



◆3行あらすじ◆
ある日森の中
本を読んだら
死霊にこんにちは



伝説のホラー映画らしい。

名前はよく耳(目)にしていたが、満を辞して初鑑賞。だって怖がりだから。



オープニングから雰囲気は満点。

悪霊の視点を再現するのに、角材にカメラをつけて走り回ったそうだ。



低予算ならではの工夫であるが、とても良い演出であるし、後々の作品にも同様の視点はあることから、この時点でやはりタダモノではない予感がする。ゴクリ。





昔の映画特有のいなたい、というか芋いというか、5人組登場。

2カップルと主人公の姉というよくわからん組み合わせだ。

そして登場人物は、今後この5人のみである。

f:id:pekezou:20220316193349j:plainwikiより〜 木にレイプされる。というパワーワード

なんやかんやで宿泊先の森の小屋に到着したご一行。

その地下室をあさっているうちに、『死者の書』を発見、さらには呪文が吹き込まれたカセットテープを興味本位で再生してしまう。

ここで悪霊に引き寄せられたシェリルが小屋の外に出てしまい、先ほどの木にレイプされるシーンとなるのだ。(年代的に、触手モノの元祖と言っていいのではないか?)

やっとの思いで小屋に戻ったシェリルであるが、完全に悪霊に取り憑かれており、えんぴつでリンダの足をブッ刺すのである。

このシーンが本当に痛そうで、おもわず「いーっ」となってしまった。

その後も暴れつづけるシェリル。





私はなぜか笑いが止まらない。



これはホラーではないのか?いや、ホラーである。





とりあえず地下室に放り込まれたシェリルfeat.死霊は、終盤まで延々とそこで喚き続けるのであった。



その後も、四肢切断、ゴリゴリのゴア表現が続くのだが、妙にコメディチックで嫌悪感を抱くことが無いのが不思議だ。口から噴き出している液体が牛乳にしか見えないのだが、なんだろうか?



死霊を倒すクライマックスでは、ややチープ感があるとはいえ、クレイアニメが見事。、

このシーンに限らず、やはりCGには無い魅力があふれた作品だ。

まとめ

いや、そうはならんやろwwwの連発で、やりすぎ感は否めない。

とは言っても、恐怖感はそれなりにある。

妙な魅力が満載で、コアなファンがいるのも納得だ。続編もぜひ観たい。





最後に、リンダは確実に憑依後の方が可愛い。





通信終わり