映画『死霊のはらわた(1981)』ネタバレ感想
やりすぎ注意法発令
星★★★★★★★☆☆☆ 7/10
本を読んだら
死霊にこんにちは
伝説のホラー映画らしい。
名前はよく耳(目)にしていたが、満を辞して初鑑賞。だって怖がりだから。
オープニングから雰囲気は満点。
悪霊の視点を再現するのに、角材にカメラをつけて走り回ったそうだ。
低予算ならではの工夫であるが、とても良い演出であるし、後々の作品にも同様の視点はあることから、この時点でやはりタダモノではない予感がする。ゴクリ。
昔の映画特有のいなたい、というか芋いというか、5人組登場。
2カップルと主人公の姉というよくわからん組み合わせだ。
そして登場人物は、今後この5人のみである。
なんやかんやで宿泊先の森の小屋に到着したご一行。
その地下室をあさっているうちに、『死者の書』を発見、さらには呪文が吹き込まれたカセットテープを興味本位で再生してしまう。
ここで悪霊に引き寄せられたシェリルが小屋の外に出てしまい、先ほどの木にレイプされるシーンとなるのだ。(年代的に、触手モノの元祖と言っていいのではないか?)
やっとの思いで小屋に戻ったシェリルであるが、完全に悪霊に取り憑かれており、えんぴつでリンダの足をブッ刺すのである。
このシーンが本当に痛そうで、おもわず「いーっ」となってしまった。
その後も暴れつづけるシェリル。
私はなぜか笑いが止まらない。
これはホラーではないのか?いや、ホラーである。
とりあえず地下室に放り込まれたシェリルfeat.死霊は、終盤まで延々とそこで喚き続けるのであった。
その後も、四肢切断、ゴリゴリのゴア表現が続くのだが、妙にコメディチックで嫌悪感を抱くことが無いのが不思議だ。口から噴き出している液体が牛乳にしか見えないのだが、なんだろうか?
死霊を倒すクライマックスでは、ややチープ感があるとはいえ、クレイアニメが見事。、
このシーンに限らず、やはりCGには無い魅力があふれた作品だ。
まとめ
いや、そうはならんやろwwwの連発で、やりすぎ感は否めない。
とは言っても、恐怖感はそれなりにある。
妙な魅力が満載で、コアなファンがいるのも納得だ。続編もぜひ観たい。
最後に、リンダは確実に憑依後の方が可愛い。
通信終わり