映画『スモール・ソルジャーズ』ネタバレ感想〜もうひとつのトイ・ストーリー〜
〜今度は戦争だ。〜
星★★★★★★★☆☆☆7/10
登場人物
人間たち
アラン・アバーナシー / グレゴリー・スミス
父がおもちゃ屋を営んでいるが、流行りのおもちゃを置いておらず、売り上げはいまいち。そんな状況を変えるために、父に内緒でゴーゴナイトとコマンドー・エリートを後払いで店に置くことにするが・・・ 問題児で転校を2回経験している。
クリスティ・フィンプル / キルスティン・ダンスト
アランが恋するブs、もとい美人ヒロイン。イケてる彼氏がいる。弟に連れられ、アランの店に来ることに。↑こんなことを書いたが、個人的にはブスではないと感じる。チャーミング・フェイス。
ゴーゴーナイト
見た目は怪物だが、心は優しく争いを好まない。『コマンドー・エリートに負けること』がプログラムされている。自分達の聖地『ゴーゴン』を探している。
アーチャー
ライオン似の弓使い。すこぶる礼儀正しく、ゴーゴーナイトのリーダー格。たぶん頭も良い。
スラムフィスト
トロール似。おっとりとした性格で、ゴーゴーナイトの癒しキャラ。
インセニアック
ギョロメで青い。グルグル回ることが得意なクラッシュバンディクーみたいなやつ。
スクラッチット
顔から足が生えている。ずっと飛び跳ねている。
オキュラ
ゴーゴーナイトの目玉おやじ。 なお言語は話せない。
フリーケンシュタイン ex.トログロカン
コマンドーたちにバラバラにされた後、その辺にあった部品で再生された。ラジオ装備。
コマンドー・エリート
ゴーゴーナイトを殲滅させるために存在する。一応『正義の集団』のはずだが、目的の達成のためなら人間たちに被害が出ることもお構いなしなど、性格に難がある。反面、仲間思いの部分もあり、そこも含めて軍人らしいといえば軍人らしい。 また、恐ろしく技術力が高く、その辺にあるものでも、兵器にしてしまう。基本的に悪人づらである。
チップ・ハザード / トミー・リー・ジョーンズ
コマンドー・エリート隊長。階級は少佐。すこぶる有能で冷徹であるが、部下の死(破損)には心を痛めるなど、多少人間味もある。 シュワちゃんよろしくのルックスとくれば、もちろん吹き替えは玄田哲章である。英語版はBOSSのあの人。
リンク・スタティック
通信兵。顔がキモい。
ブリック・バズーカ
砲兵。ムキムキ。たぶん脳みそも筋肉。
ニック・ニトロ
爆弾兵。顔がキモい。中盤でグロいことになる。(実写でやるとsawみたいになるのでは・・・)
キップ・キリガン
兵隊。特に特徴がない。
ブッチ・ミートフック
狙撃兵。特に特徴がない。
感想
なぜか『フェイス・オフ』を観ている時に「スモール・ソルジャーズみたいな」と思い立ったので鑑賞。(たぶんアーチャーつながり)
レンタルや配信でも見つからず、中々観れずにいたが、宅配レンタルで発見。
小学校の時に流行り、フィギュアやコロコロで漫画も連載されていた気がする。
監督が『グレムリン』のジョー・ダンテということもあり、ダークでいながらポップな作品に仕上がっている。
ゴーゴーナイトvsコマンドー・ エリートを全面に押し出しているが、実際は人間vsコマンドー&バービー人形みたいなやつ、といった感じでもっとゴーゴーたちの活躍を見たかった。
あと、意外と残酷なシーンが多い。
バラバラになったり、下半身が粉砕されたり。 ↑おもちゃね。
生身の人間に釘を打ち込むのはガチで痛い、というかチャッキーを思い出してしまった。
とはいえ、なんだかんだ大人や子どもも頭を空っぽにして楽しめることうけあい。
存在しない『ゴーゴン』を求めて旅立つゴーゴーナイトに哀愁を感じずにはいられない。
まとめ
微妙に古く名作感も無いので、話題に出ることは見受けられないが、『グレムリン』シリーズが好きな人にはおすすめできる。
今、続編を作ったりしても面白いのではないか。
いや、ないか。
通信終わり