映画『セントラル・インテリジェンス』ネタバレ感想〜これぞB級〜
この粗チン野郎!
星★★★★★★★★☆☆ 8/10
元デブで粗チンと
元スーパースター
登場人物
ボブ・ストーン / ドウェイン・ジョンソン
高校時代の名前はロビー・ウィアディクトで、デブで粗チンだった。ムキムキのCIAエージェントとなった今でも、全校生徒の前で全裸にされたことがトラウマになっている。
カルヴィン・ジョイナー / ケヴィン・ハート
会計士。高校時代は『ゴールデン・ジェット』と呼ばれ、スーパースターであったが、現在はパッとせず出世もできずにいる。ロビーのことをバカにしなかったことで、知らずのうちに相棒に抜擢される。
マギー / ダニエル・ニコレット
カルヴィンの妻。カルヴィンとすれ違うことが多くなり、離婚した両親のようになりたくないという思いから、カウンセリングを受けることを夫に提案する。
感想
ポップコーンを用意しよう。
最初に言っておく
この映画に内容は無い。
ただただポップコーンをむさぼりながら、ザ・ロック様ことドウェイン・ジョンソンの活躍を楽しめばいいのだ。
オープニングから楽しい雰囲気だ。
特殊メイクに身を包み、すっかりおデブ高校生となったロック様が迎えてくれる。
ちなみにリアル高校生時代はこれ↓
ムキムキ。この肩幅よ。
その後も、若干のミステリーを挟みながら相棒となったカルヴィンとドタバタ珍道中を走る。
またこのカルヴィンを演じるケヴィン・ハートがよくしゃべる、しゃべる。
そのマシンガントークは、ラッシュアワーのクリス・タッカーを思い出させる勢いであった。
ザ・ロック
元WWEのスーパースター、そして現在はハリウッドのスーパースター。
なんと2年連続で『世界で最も稼いだ俳優』に選ばれている。
プロレスラー時代から、とても華があったものの、ハムナプトラ2にちょこっと出た当時はここまで出世するとは思わなかった。
基本的にどの出演作も、筋肉で解決する似たような作品が多いが、どれもそれなりに楽しめるのは、彼のキャラクターのおかげだろうか。
絶滅したと思われていたシュワ氏直系の筋肉俳優である。
演技がそこまで上手くないのも、ちゃっかり本家を踏襲している。
ただスクリーンでの存在感は相当なもので、いるだけで成立してしまうのもシュワ氏譲りといえよう。
やっぱりドウェイン・ジョンソンより、個人的にはザ・ロックの方がしっくり来る。
まとめ
アクションは控えめだが、ドタバタ劇が楽しいB級コメディアクションだ。
観ている間は楽しく、観た後は何も残らない。
たまにはそんな映画もいいじゃないか。
通信終わり